BootCampは、デメリットが多いですが、BootCampを使用したほうがいい場合があります。
BootCampのメリット・デメリットについて紹介します。
メリットを享受する部分が大きい人はBootCampを使用してください。
- 仮想環境に比べて圧倒的に処理が早い
- USBを認識する
- 無料で使用できる
- OS切替に再起動が必要(MacOS、Windowsのどちらかしか使えない)
- AppleシリコンのMacでは使えない
- Macの容量が減る
BootCampを使うべき人と使わなくていい人についてまとめます。
- 高負荷作業を長時間、Windowsでする人
- 外付けのデバイスを使用する人
- Windowsを短時間しか使わない人
メリット
仮想環境に比べて圧倒的に処理が早い
処理性能を求めるなら、Bootcampがおすすめです。
ディスクに直接Windowsをインストールするので、搭載メモリもCPUもすべてWindowsで使用でき、Windowsパソコンと同じ状態になります。
仮想環境に比べて、圧倒的に早いので、Windowsを長時間触る必要がある場合は、Bootcampでインストールすることをおすすめします。
ゲームする場合もこちらがおすすめ。
USBを認識する
仮想環境だとUSBをうまく認識しない場合があります。
Windowsにしか対応していないカーナビの地図更新のソフトで、仮想環境だとUSBデバイスを認識してくれず、地図が更新できないことがありました。
無料で使用できる
Apple純正で、無料で使用できます。
予算がない場合、こちらがおすすめです。
デメリット
MacOS、Windowsのどちらかしか使えない
マルチブートのため、MacかWindowsのどちらかを選択して、起動させる必要があります。
そのため、起動させたOS歯科触ることができない状態です。
少しだけWindowsを触って、すぐにMacOSを触りたい場合は表情に不便です。
切り替えるのに再起動する必要があります。
再起動のたびに少し待たされるのは、効率が悪くストレスになります。
AppleシリコンのMacは使えない
M1,M2のMacではBootCampは使用できません。
今後、AppleシリコンがMacのデフォルトになっていくことを考えると、BootCampの対応も今後数年でなくなるかもしれません。
BootCamp対応のMacは以下のとおりです。
- Mac Book (2015 年以降に発売されたモデル)
- MacBook Air (2012 年以降に発売されたモデル)
- MacBook Pro (2012 年以降に発売されたモデル)
- Mac Mini (2012 年以降に発売されたモデル)
- iMac (2012 年以降に発売されたモデル)
- iMac Pro (全モデル)
- Mac Pro (2013 年以降に発売されたモデル)
Macの容量が減る
MacのディスクにWindows用のパーティションを作成するので、その分、Macの容量が減ります。
仮想環境の場合は、外部ストレージに移動させることで、一時期的に容量を増やすことが可能です。BootCampの場合、Windowsの領域は移動することができずに、削除するしかない状態です。

BootCampを使うべき人
高負荷作業を長時間、Windowsでする人
高負荷作業を長時間するなら処理速度の高速化が重要です。
処理速度が遅いのは非常にストレスになります。
そういう方はBootCampを使用してください。
もしくは、WindowsPCを購入することをおすすめします。
外付けのデバイスを使用する人
USBなどを認識させる必要がある場合は、確実に認識してくれるBootCampがおすすめです。
私の場合は、仮想環境で、Windows専用のソフトにUSBを認識させる必要がありました。
しかし、USBをソフトが認識できませんできず、BootCampで解決できます。
BootCampを使わなくてもいい人
Windowsを短時間しか使わない人
Windowsの作業が短時間しない人は多くの場合は、処理も軽いと思います。
そうなると、BootCampを使用することによるMacの容量減少や、OSの切り替えに時間がかかることのデメリットのほうが大きくなります。
仮想環境で使用すると、Macの容量が不足した場合は、仮想環境を外付けのストレージに移動することで解決することができます。
仮想環境OSでは、Macを使いながらWindowsを同時に同時に使用できるので、少し触りたいときに最適です。
Bootcampできること
Bootcampでファイルの共有が可能
MacOS、Windowsが保存されているパーティションにそれぞれのOSが起動時に、相互にアクセスすることが可能です。
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