jupyter labのショートカットを紹介します。
jupyter labはjupyter Notebookの後継のツールです。
今回はjupyter labで使用するショートカットについて紹介します。
コマンドモードと編集モード
jupyter labでは、コマンドモードと編集モードが存在します。
コマンドモードでは、セルの追加や切り取り移動など、セルに対する操作を行うモードです。
編集モードはセル内のコメントを編集することができるモードです。


- esc
-
編集モードからコマンドモードに変更
- enter
-
コマンドモードから編集モードに変更
マウスでも編集モードとコマンドモードの切り替えは可能です。
マウスならセル内をクリックすると編集モードになります。
マウスでセル外をクリックするとコマンドモードに変わります。
セルの実行
- shift + return (Mac)
shift + Enter ( Windwos) -
選択中のセルを実行し、選択中のセルは次のセルにうつる
- command + return(Mac)
ctrl + Enter(Windows) -
選択中のセルを実行し、選択のセルはそのまま
- option + return(Mac)
Alt + Enter(Windows) -
選択中のセルを実行し、下に新しいセルを追加する
「shift + return」で選択中のセルを実行し、選択中のセルは次のセルに移ります。


「command + return」で選択中のセルを実行し、選択のセルはそのままになります。


「option + return」で選択中のセルを実行し、下に新しいセルを追加します。


コマンドモード
コードセルとMarkdownセルの変更
プログラムだけでなく、テキストも入力することができます。
プログタムを入力するためのセルをコードセルといいます。
テキストを入力するためのセルとMarkdownセルといいます。
テキストはMarkdown形式で記入が可能です。
- y
-
コードセルにする
- m
-
Markdownセルにする

セルの追加・削除
- a
-
選択中のセルの上にセルを追加
- b
-
選択中のセルの下にセルを追加
- dd
-
選択中のセルを削除
「a」で選択中のセルの上にセルを追加することができます。


「b」で選択中のセルの下にセルを追加することができます。


「dd」で選択中のセルを削除することができます。


編集モード
リファレンス表示
リファレンスでは、関数で指定する引数や関数の使い方が表示されます。
- shift + tab
-
選択中のセルのリファレンス表示(使用している関数の説明が表示される)

ショートカット一覧
ショートカットの一覧は「Setting」- 「Advanced Setting Editor」- 「Keyboard Shortcuts」で確認することができます。

ショートカット一覧です。紹介したショートカットは色を変えています。
y | コードセルに変更 |
1〜6 | Markdownの見出し1〜6 |
m | Markdownセルに変更 |
r | Rawセルに変更 |
c | セルのコピー |
x | セルの切り取り |
d,d | セルの削除 |
return | 編集モードに変更 |
esc | コマンドモードに変更 |
shift + ↑ shift + k | 上のセルも選択 |
shift + ↓ shift + j | 下のセルも選択 |
shift + end | 一番下まで選択 |
shift + home | 一番上まで選択 |
a | 上のセルにセルを追加 |
b | 下のセルにセルを追加 |
control + delete | 上のセルとマージ(結合) |
control + shift + m | 下のセルとマージ(結合) |
control + m | 選択中のセルとマージ(結合) |
shift + z | セル操作のやり直し |
shift + r | 実行結果をセルの左側に表示 |
shift + enter | 選択中のセルを実行し、選択中のセルは次のセルにうつる |
command + return | 選択中のセルを実行し、選択中のセルはそのまま |
option + return | 選択中のセルを実行し、下に新しいセルを追加する |
command + a | すべてのセルを選択 |
k | 上のセルを選択 |
j | 下のセルを選択 |
control + shift + – | セル分割 |
shift + tab | リファレンス表示 |
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