アプリ統合ツールの「Sidekick」を紹介します。
RamboxやStationなどのツールを使用しましたが、同等以上の機能を使え、メモリやCPU使用率も少ないです。
Chromiumの派生のため、Chrome拡張も使用可能で、ブラウザとしても使用できます。
Sidekickとは
Chromiumベースで作成されたブラウザ兼アプリ統合ツールです。
Chromiumとは、Googleによって提供されているオープンソースのブラウザです。
Microsoft EdgeもChromiumを使用しています。

Sidekickはアプリ統合機能も兼ね備えたブラウザです。
公式サイトからダウンロードできます。

おすすめポイント
- 対応アプリ豊富で登録が簡単
- 同じサービスに複数アカウントでアクセス可能
- 複数端末で同期も可能
- SplitViewも可能
- CPU・メモリを消費しない
- Dockを整理できる
- Chromeとしても使用できる
対応アプリ豊富で登録方法がかんたん
GMail、Notionなど有名サービスはもとから選択可能です。

サービスがない場合でも、URLがわかればかんたんに登録可能です。
2023.03.31時点で、無料版ではサービスがない場合の登録ができなくなっています。

同じサービスに複数アカウントでアクセス可能
楽天やヤフーなどのサービスは、ブラウザでは複数のアカウントでログインを同時にできませんが、Sidekickでは可能です。
Gmailや楽天モバイルなど別アカウントがある場合に、同時に確認することができます。
追加方法もかんたんで、すでに登録済みのサービスを右クリックして、「Add new account」を選択すれば、追加できます。

複数端末で同期も可能
Sidekickはアカウントを作成してログインします。
同じアカウントで登録すれば、複数の端末で同じ設定を使用することができます。
毎回環境を同じ状況を作らなくてもいいので、大変便利です。
SplitViewも可能
画面に統合できるのは便利ですが、たまに二画面にしたいときに便利です。
「⌥」押しながら、表示したいサービスをクリックすると2画面にすることができます。
2023.03.31時点で、SplitViewも無料版では使用不可になっています。

CPU・メモリを消費しない
Ramboxはメモリ消費が大きかったですが、SideKickはメモリの消費を抑えるように設計されています。
タブを開きっぱなしでも、自動でサスペンドしてくれるために、メモリ消費を抑えてくれます。
iMacでRamboxを使用してたときは、ファンが回りだすことが多かったですが、Sidekickではそのようなことは起きません。
SafariとSidekickで、9つのyutubeをタブで開いて、メモリ使用量を比較しました。
Sidekickのほうが、メモリ使用量が低い結果になりました。
※メモリの表示のされ方は、SafariとSidekickで異なりました。
- safari
2741.8MByte - sidekick
1422.7MByte
Safariメモリ使用量

Sidekickメモリ使用量

Dockを整理できる
Macの下のアプリをSideKickで統合することで、アプリの数を減らすことが可能です。


Chromeとしても使用できる
サイドバーはアプリ、上のタブはブラウザとして使用できます。
Chromiumベースなので、ブックマークも使用できます。
Chrome拡張が使用できます。拡張のインストールも以下のように簡単にできます。
- 設定をクリックします。

2.「 Chromeウェブストアを開きます」をクリック

3. 「拡張」を選択

4. インストールしたい拡張を検索してください。

まとめ
複数あるアプリを1つにまとめることができ、なおかつ、ブラウザとしての機能も持っている便利なアプリです。
メモリ使用量も抑えられていておすすめです。
無料でも使用できるので、一度使ってみてください。

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