タスク管理アプリの決定版「TickTick」レビュー

以前は、MicrosoftToDo(旧WunderList)を使用していましたが、あまりの高機能と便利さにTickTickに乗り換えました。iMac,iPhone,iPadにTickTickをインストールしています。
本当にタスク管理の決定版と言えます。

今回の記事でわかること
  • TickTickの機能の使い方
  • 無料と有料版の違い

気に入った人は、App Storeからインストールしてください。

TickTick
TickTick Join millions of people to capture ideas, manage to-dos and make the most of your life with TickTick.
目次

TickTickのおすすめ機能

場所の通知、タグ、時間指定、繰り返し、サブタスクなど、色々な機能が使えます。
タスクの追加方法は、他のタスク管理同様に直感で追加できるので、ここではおすすめ機能を中心に説明します。

場所の通知

これが一番感動した機能です。
タスクに地点を登録することで、登録した地点に到着したら、TickTickが通知してくれます。

例えば、特定の場所に来たら、通知が来るようにして、そのタスクを思い出すことができます。
イオンで買うものがある場合や、図書館に行ったら借りる本のタスクなどを地点登録すると、通知が来ることで思い出すことができます。

地点登録は、iMacからは登録できません。iPhone,iPadのみが実施できます。

タグ

タスクの中にタグを設定することができます。タグは複数設定可能です。
名前も任意で設定可能です。

tagの表示


私は、タグをそのタスクを実行する場所を設定したり、買うものなどの属性をつけておいます。
タグのいいところは、リストとは別にタグの一覧を確認できることです。

例えば、タスクに家としている実施するタスクに「家」というタブをつけておきます。
家にいるときに「家」タブの一覧を見ることで、実施すべきタスクを思い出すことができます。
私の場合は、実施する日(休日、平日)や、場所(家、電車)でタグをつけています。

タグ一覧の見方

リストと同じ階層に「タグ」があります。これを展開すると設定しているタグの一覧を確認することができます。

タグを選択するとそのタグの一覧を表示することができ、タグごとのタスクを確認することができます。

tag
タグ選択画面

サブタスク(タスクの細分化)

タスクの中にもチェックリストを作ることができますが、このチェックリストに、タスクと同じようなタグや位置などの機能を使うことができません。
サブタスクを追加すれば、タスクと同じことができます。
これもMicrosoftToDoではできなかったことなので、TickTickに乗り換えた理由の一つです。
これができることで、タスクの細分化し、1つ1つタスクが片付いている達成感も得ることができます。

以下の画像で見えているのは、サブタスクです。
サブタスクの中のチェックリストはここには表示されません。

時間指定

これは、類似のタスク管理アプリにある機能ですが、TickTickでも日時指定ができます。
TickTickのいいところは、締め切りとリマインダーの2つを設定できることです。
自分でカスタマイズすることもでき、リマインダーを通知してくれます。

2段階で設定できるので、期日よりも早くやりたい場合など、リマインダーを設定しておいて、もしそのタイミングでできなければ、再度リマインダーに設定するなどして、自分のタスク管理に使っています。

期日の設定

繰り返し(リピート)

他のタスク管理よりは柔軟に設定することができます。
毎月15日や、2週間に1回、第3日曜日などの設定ができます。

できないのは、第2金曜と第4金曜といった複数の設定です。
これは2週間に1回としかできません。

繰返しの曜日設定
特定の日のリピート
毎週、日設定

カレンダー

Googleカレンダーを追加して、カレンダー内に表示することができます。

残念ながら、Googleカレンダーの方にTickTickを表示させることはできません。

ポモドーロテクニック

最近、在宅で集中力を高めるために使用しています。
ほかにもいろなアプリがありますが、シンプルで使いやすいので、このアプリで十分です。

各タスクに対して、どれだけポモドーロを実践したかも管理できます。
これはすごく便利で、自分がどれだけの時間を費やしたかわかるので、時間管理にも最適です。

Sparkとの連携

SparkのメールをTickTickに登録することができます。

問い合わせの対応など、メールに対して後からアクションを起こす必要がある場合に、TickTickに登録すれば実施忘れがなくなります。

Sparkの「設定」-「サービス」-「サービスを追加」で「TickTick」を選択して、ログインすれば、連携完了です。

追加方法も簡単です。メールの画面で「・・・」-「TickTick」で追加すれば、TickTickの受信トレイに設定できます。

追加時に期日も設定可能です。

TickTickが向いていること・向かないこと

向いていること

  • 軽いタスクを処理する。
    買い物や、数分で終わるような内容を登録する方がいいです。
    もちろん、数時間や数日かかるようなものもタスクにしてもいいですが、それは、細分化したタスクを登録した方がいいです。

向かないこと

  • 長文内容の備忘録として使う
    長文になると、MarkDownなどの技法が使えるNotionなどを使う方がいいです。
    「〇〇を調べる」のようなタスクは登録しますが、その調べた結果などは、別のNotionやEverNoteなどのメモアプリを使用した方がいいです。

無料版での制限

カレンダービューの他に、以下の制限があります。
タスク数の制限があるので、備忘録としては使えません。
現在、私は無料版を使っていますので、備忘録としては、以前のままMicrosoftToDoを使用しています。

無料版の制限

これができたらと思うこと

ほとんど不満になることはありませんが、以下のことくらいです。

  • Googleカレンダーの方に同期できない。
    TickTickのアプリ内にGoogleカレンダーの予定を入れることはできますが、逆ができないことが残念です。
  • iPhone版だと、タスクのリスト間移動がしにくい。
    リスト間移動ができないので、iMacで実施したりしています。

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